高梁川流域連盟主催の、高梁川流域の自然を撮影した写真と流域の高校生が描いた絵画の巡回展が総社文化センターで始まりました。
総社文化センターの市民ギャラリーで展示されているのは、前年度流域連盟が実施した「高梁川流域の自然フォトコンテスト2019」と「第20回流域高校生絵画展」で入選した作品です。
今年4月に新見市で始まった巡回展示が、きょう(14日)から総社市で開催されています。
フォトコンテストで最優秀賞に値する推薦に選ばれたのは、倉敷市在住の豊福義一さんが撮影した「夕日沈む頃」です。
笠岡市の笠岡ベイファームにあるヒマワリ畑の中で、夕日をバックに2人の女性が向き合っています。
そのほかにも、カワセミと植物の色鮮やかな作品や、倉敷市の阿知神社で神輿を担ぐ男性たちなど、流域の自然や暮らしを切り取った写真およそ50点が並びます。
一方で、高校生絵画展には、流域の高校に通う生徒たちが高校生の視点から自由な感性で描いた作品およそ40点が展示されています。
流域連盟会長賞に選ばれたのは、川崎医科大学附属高校の村田雅佳さんが描いた「友を探しに」です。
友を探しているように見える一方で、友がどこかへ行ってしまう様子にも見える作品となっています。
そのほか、下津井から見た瀬戸大橋の風景を描いたペン画や、油絵、木版画などのさまざまなジャンルの絵画が展示されています。
「高梁川流域連盟 巡回展示」は、7月14日(金)まで開かれています。




