絵を描くことが好きな玉野警察署の警察官が疫病退散のご利益があるとされる妖怪「アマビエ」にちなんだユニークなキャラクターを考案し、犯罪被害の防止を呼びかけています。
玉野市の頭文字「T」をとって名づけられたこちらのキャラクター、その名も「アマビエ」ならぬ「タマビエ」です。
デザインはアマビエと同じく疫病封じに効くとされる「神社姫」がモチーフになっていて頭の部分には玉野市の花である「ツツジ」が描かれています。
このキャラクターを考案したのは絵を描くことが好きだという根木伸也巡査部長です。
ポケットティッシュを持ち帰った地元住民からは「可愛い」という声や「タマビエ」に塗り絵をして楽しんだという話が寄せられたそうです。
玉野署管内では4000万円あまりをだまし取られた被害が先月1件発覚しています。
こうした被害を防ごうと啓発グッズには根木さんが新しく考えたキャッチフレーズが印字されています。
こちらがその「タマビエ」が描かれたポケットティッシュなのですが、当初警察署の入り口に置いていたところ、すぐに人気を集めてすごい勢いでなくなってしまったそうなんです。
現在は玉野警察署生活安全課の窓口に置いてあるということです。
ただ、数には限りがありますのでご注意ください。
「タマビエ」を考案した根木巡査部長は「今後も新しいグッズなどを考えていきたい」と話されていました。




