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真備町支援団体 災害記録誌発刊

西日本豪雨災害から2年を迎え、倉敷市真備町の支援団体が被災後の取り組みや災害弱者の声を綴った記録誌を発刊しました。

記録誌には被災者を支援するため2台の軽自動車から始まり、これまでおよそ3500件を行った送迎サービスや楽しい時間をともにするコンサートなど被災後の真備町での取り組みが記されています。
発刊にあたって今日、倉敷市役所では会見が開かれました。
倉敷市真備町の医療や福祉関係者でつくる任意団体「真備連絡会」は医療・福祉それに高齢者や子どもに優しいまちづくりを目指して日々、取り組んでいます。
災害以降、自由参加で毎月集まり、自分たちに何ができるのかを考え、現在は26の団体が参加しています。
記録誌には、被災者や障がい者などの一人ひとりの声を伝えるためリレー形式のインタビューも掲載されています。
26人にインタビューをした矢吹顕孝さんは統合失調症を患っていますが福祉に優しいまちづくりにやりがいを感じています。
運営する真備町の一般社団法人はこの記録誌を通して孤立している人たちを繋ぎ、寄り添ったサービスや連絡会の存在を知ってもらいたいとしています。
あたたかみのあるデザインで子どもや高齢者、障がいのある人などの声が本当に細かく拾われています。
冊子は8000部発行され、被災者に無償で配布します。
詳しくは一般社団法人「お互いさま・まびラボ」
(090-4653-1150)までお問い合わせください。
代表の滝沢さんは毎年のように豪雨災害が発生している今、こうした冊子を世に出すことで全国で共有し、知恵を集めていきたいと話されていました。

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  • 放送日:2020/07/13(月)
  • 担当者:小西陶子
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