倉敷市の絵画グループ「倉敷美術サンガ」の絵画展が倉敷市立美術館で開かれています。
「倉敷美術サンガ」は、倉敷公民館を拠点に活動している絵画グループです。
会場には、メンバー12人による油絵やパステル画など42点が並んでいます。
描くものは自由で、人物画や、風景画、抽象画など様々なジャンルの作品が会場を彩っています。
特に目を引くのは高さ3.5メートル、幅2.5メートルの、巨大な共同制作です。
16枚の絵をつなぎ合わせて作っています。
今年のテーマは「鬼より強い鍾馗様」。
鍾馗様は疫病や魔よけの神様として平安時代末期ごろに伝わり信仰されています。
メンバーは歌川国芳の浮世絵「鍾馗像」をモデルに、疫病退散を願い、思い思いの作風で仕上げています。
「倉敷美術サンガ展」は7月12日まで倉敷市立美術館で開かれています。




