玉野市の駅東創庫では、来月開幕する瀬戸内国際芸術祭を前に、芸術作家による合同展が開かれています。
合同展を開いているのは、アートの拠点施設『駅東創庫』で活動している芸術作家6人です。来月、直島などで開かれる瀬戸内国際芸術祭の開催の機運を高めようと、開いています。会場には、ガラスや造形など22点の作品が、展示されています。このうち、造形美術家の佐藤史仁さんの作品『均衡』は、海に見立てたキャンバスに車のミニチュアが埋め込まれています。利便性を追求した車での移動か、それともフェリーでの移動か、宇高航路の存廃問題に疑問を投げかけた作品です。佐藤さんは、芸術祭の開催に合わせて、駅東創庫で個展を開くことにしていて、30万人以上が訪れると見込まれる芸術祭での相乗効果に期待している一人です。この合同展は、7月12日まで玉野市築港の駅東創庫で開かれています。




