総社市の昭和小学校の児童が、総合的な学習の時間の一環として地域の個人農園でブドウの袋かけを体験しました。
昭和小学校の3年生23人が訪れたのは、総社市日羽の原瀬 宣良 さんのブドウ農園です。
児童は、農園で育てられているピオーネや藤稔をはじめとするブドウやナシ、ミカンなどの栽培時期や手入れについて原瀬さんから教えてもらいました。
ブドウの袋かけの前には、配られた袋に自分の名前とブドウの成長を願うメッセージを書きました。
そして、児童は原瀬さんから袋かけの方法を教えてもらい「害虫や水が入らないようにひだをしっかり作って密封する」というポイントを意識しながら袋かけに挑戦しました。
児童は、自分で好きなブドウを選び、オリジナルの袋をまだ小さくて青い房に丁寧に被せていきました。
昭和小学校では、地域の農園に誇れるものがあることを体験しながら学び、そこで働く人に感謝する気持ちを持ってもらおうと毎年3年生が総合的な学習の時間として学んでいます。
原瀬さんは、昭和小からの依頼を受け、15年ほど前からブドウの袋かけから収穫までの体験授業を行っています。
児童が袋かけしたブドウは、9月上旬に収穫し、味わう予定です。




