倉敷中央高校は、進路学習の一環として働く人にインタビューをして職業選択に役立てる活動をしています。
29日は、KCTの記者を招いて生徒が、インタビューの方法を学びました。
倉敷中央高校の2年生113人に向けてインタビューの方法を伝えたのは、KCT放送制作部の小西 陶子記者です。
小西記者は、インタビューのポイントとして、伝えたいテーマを明確にして質問をすることや会話の中で生まれた疑問を尋ねて内容を深掘りしていくことなどを伝えました。
講演会では、生徒たちが学んだことを活かしてインタビューに取り組む実践コーナーもありました。
小西記者の自己紹介に対して質問を考えたり新型コロナウイルスの影響を生徒同士でインタビューしたりして、学びを深めていました。
最後に、小西記者が去年の日本ケーブルテレビ大賞で最優秀新人賞を受賞した西日本豪雨災害の番組の一部を見て、どんなインタビューをしたのか想像していました。
倉敷中央高校では、毎年2年生が、水島地区で働く人にインタビューをして仕事について学ぶ「水島学習」を行っていましたが、今年は、新型コロナウイルスの影響で会社に行ってインタビューをすることができなくなりました。
そのため、今年はインタビューの方法について学び、家族や親戚などの身近な人にインタビューをして、聞く力を養うとともに職業について理解を深めていくということです。




