岡山県はあさって25日、倉敷市内にPCR検査体制の強化へ向けて「屋外検体採取センター」を開設します。
屋外検体採取センターは、新型コロナウイルスの検査体制の強化と検査対象者の拡大を目指して開設します。
倉敷市内での設置場所は混乱を避けるために公表されていませんが、仮設施設を設けて対象者から医師などが検体を採取します。
県内では岡山市、津山市に次いで3ヵ所目になります。
対象は、かかりつけ医が、検査が必要と判断した人で、当面週1回運用して、10人程度の採取を予定しています。
県健康推進課は「現在の検査数は少ない状態で推移していますが、今後の動きによっては採取数の引き上げも検討していきます」と話しています。
岡山県では6月21日までに1865人がPCR検査を受け、うち延べ25人が陽性と判断されています。
5月11日に50代男性の陽性が判明して以降、新しい患者の発生はありません。




