倉敷市天城学区の地域住民が水害や土砂災害など地域の災害リスクと防災情報などをまとめた防災マップを作りました。
防災マップは表面が9つに分けられた地区ごとの地図、裏面には学区全体の地図を載せています。
指定の避難所や病院用水路の場所や、西日本豪雨災害時に崩壊した場所などを示しています。
防災マップは天城学区コミュニティ・地区社会福祉協議会や住民有志などおよそ40人が実際に学区内を歩き危険な場所を確認するなどしておよそ1年半かけて完成させました。
地域防災の備えとして学区内およそ3400世帯に配っています。
西日本豪雨災害時に一部の地区が浸水した天城学区。
学区内には急傾斜地やため池などが点在しています。
実際に地域を歩いて確認することで車などでの移動では見えてこない発見もあったようです。
歩くことで気づいたこと防災マップの製作だけでなく、避難所となっている学区内の小中高校には案内板を設置しました。
災害の種類別に利用可能か不可能を絵文字で分かりやすく表示し、体育館まで誘導する校内の配置図も掲示しています。
案内板は学区内のごみステーションにも現在、設置を進めています。
このほか、氏名や住所アレルギーの有無などを表記し提出することで避難所での受付がスムーズになるカードを独自で作り、学区内のおよそ6000人に配ることにしています。




