玉野市内の水墨画愛好者による作品展が、玉野市総合文化センターで始まりました。
今年で31回目を数える玉野水墨展は、市内で活動する水墨画愛好者が一堂に会して、作品を通じて交流を深める場となっています。会場には86点の作品が並びました。会員らが、出かけた先の風景などを見事に墨の濃淡で表現した力作ぞろいです。近年は、30号の大作などが多く出展されており、会員らの作品づくりへの意気込みが感じられる展示会となっています。玉野市長賞を受賞した植畠暁さんの作品「葛島」は、藤井海岸から見た風景を描いています。特に、墨が染み込みにくい紙質を利用した「たらしこみ技法」で木の茂みを上手く表現している点が高く評価されました。そのほかにも、特別賞6点を含む12点が優秀作品として選ばれています。玉野水墨展は、今月27日(日)まで玉野市総合文化センターで開かれています。




