新型コロナの影響で蔵開きが中止となった倉敷市の酒造メーカーが、インターネットで新酒の販売を行っています。
創業明治42年、100年以上の歴史を持つ渡辺酒造本店では、蔵開き限定新酒のインターネット販売は初の試みです。
しぼりたての純米酒や本醸造など、これまでは蔵開きに足を運ばなければ買えなかった商品をオンラインで手軽に手に入れることができます。
渡辺酒造本店では今年4月蔵開きに合わせ、恒例となっている酒蔵内でのクラシックコンサートを開催する予定でしたが、新型コロナの影響で延期となりました。
蔵開きや関連イベントが無くなったことをはじめ飲食店への出荷も減ったことで、4月と5月の売上げは、前の年に比べおよそ30パーセント落ち込んだということです。
新酒など、限定商品のネット販売をコロナ禍の打開策にしたい考えです。
なお、新酒は数量限定で在庫が無くなり次第販売を終了します。




