耕作放棄地を活用し、倉敷市を綿の産地にしようという取り組みが進んでいます。
きのう29日、市内の畑で綿花の苗の植え付け作業が行われました。
倉敷市内3カ所、およそ50アールの耕作放棄地で去年から綿花を栽培している楠戸 俊宣さんです。
29日は倉敷市中島にあるおよそ17アールの畑へ、市内の就労支援事業所の通所者や職員などおよそ20人に協力してもらい、1500株の綿花の苗を植え付けました。
植え付けられた綿花は繊維の宝石という愛称をもつ高級品種、「シーアイランドコットン」です。
楠戸さんは地元産の綿で子ども服を作ることを目指していて、去年はおよそ300キロを収穫しています。
将来的には年間1トンの生産を目指し、“倉敷産綿”をブランド化したい考えです。
綿の収穫は順調にいけば10月頃に行われるということです。




