KCTコミちゃん（倉敷ケーブルテレビ）

ハンドボール 男子決勝は新人戦以降、同じ顔合わせとなりました。悲願の優勝を狙う総社が連覇を狙う東岡山工業と対戦。まず先制したのは総社でした。素早い動きから８番小西がダイナミックに決めます。総社は前半序盤、守りからリズムをつくり、４連続得点を奪うなど、順調に得点を重ね、７対１と試合を優位に進めます。しかし、前半終盤から、東岡工もペースを取り戻し、徐々に点差を縮めていきます。総社はオフェンスの中心、８番小西が相手選手と交錯し、手を傷めるアクシデントが発生。攻撃に精彩を欠きます。そして、ついには後半２３分、最大６点あった点差を追いつかれてしまいます。このあとも、東岡山工業の猛攻は止まりません。総社ゴールに次々と襲いかかります。しかし、キーパー・山田がファインセーブを連発。逆転を許しません。総社も攻め手をかき、試合はこう着状態となりますが、試合残り２分、ついに均衡が破れます。これまで無得点だった総社の９番・柏木が値千金の決勝点を叩き込みます。この１点を必死のディフェンスで総社が守りきり、５年ぶり１２回目の優勝を決めました。一方、女子では明誠学院が岡山操山に１９対１１で勝利。１５年ぶり９回目の栄冠に輝いています。