県の第3セクターの井原鉄道が令和元年度の事業報告をしました。
西日本豪雨災害からの回復基調をうけ、2年ぶりの黒字決算となりました。
井原鉄道によりますと、去年4月から今年3月までの利用客数は、豪雨災害で運行停止があった前の年を大きく上回る110万6000人となっています。
3月に入って新型コロナウイルス感染症の影響があったものもの、豪雨災害前に近い客数にまで戻ったとしています。
また、運輸収入も前の年を上回り、2億9800万円あまりとなり、2年ぶりの黒字となりました。
一方、外出自粛や学校休校などの影響により、今年4月の利用客数は前年比60%、運輸収入も前年比56%まで下がっていて令和2年度は8375万円の減収となると試算しています。




