今月末で中国５県内の県境を越えた移動の自粛を解除するのを前に、岡山県はきょう（２８日）対策本部会議を開きました。
６月１日からは「自粛要請」に代えて「協力のお願い」という形で感染拡大防止と徐々に経済活動再開を両立させていくよう呼び掛けることを決めました。
中国５県内の県境をまたぐ移動の自粛については昨日（２７日）開かれた中国地方知事会で合意し、６月１日からは「感染予防に心がけて中国５県内を移動しよう」とのメッセージが出されました。
今日（２８日）の本部会議では６月１日から１８日までの６項目の「県民への協力のお願い」が発表されました。
今日発表された「協力のお願い」は、６月１日から県境を越えた長距離の移動自粛は解除するものの６月１８日までは首都圏と北海道への不要不急の帰省や旅行は控える。
京都、大阪、兵庫県への移動は１１日まではできるだけ慎重に、としています。
そのほか、職場での感染防止対策を引き続きとることや、観光面は県内から始めてほしい、などを挙げています。
岡山県では今後の取り組みについては、３週間ごとをめどに段階的に見直していくことにしています。
また、中堅・中小企業者を支援するための支援金などを盛り込んだ３１億８０００万円の６月補正予算案が発表されました。
独自に創設する「特別支援金」は月の売上高が前年の半分以下に減った従業員２１人以上の中堅・中小事業者を対象に１人当たり２万円、最大で１０００万円を支給します。
