玉野市スポーツ財団の元職員が財団の口座から不正に3800万円あまり引き出していた問題を巡り2回目の百条委員会が開かれました。
この問題は平成25年から平成30年にかけて玉野市スポーツ振興財団の経理事務担当の元職員が定期預金の解約を重ね3800万円あまりを引き出し、今月12日業務上横領罪で起訴されています。
2回目の百条委員会では問題が起こった要因の一つと考えられている平成20年度から生じていた使用料の納入の遅れについて解明するため、当時の財団の事務局長や教育長など4人が参考人として呼ばれました。
参考人は、「担当に注意はした」「当時そこまで問題意識が無かった」「経理については信頼していた」とそれぞれ話し、元職員に任せきりだったことが明らかになりました。
次回は、6月25日平成25年に使用料の不適切処理の報告を受けていた黒田晋市長や監査委員を参考人として呼ぶ予定です。




