総社市は西日本豪雨で被災し自力での住宅再建が難しい市民に向けて復興住宅を整備します。
昭和地区の仮設住宅を活用するもので、より安全性が高い住宅にするための整備工事が来月から始まります。
整備工事に先立ってきょう(26日)は、安全祈願祭が開かれました。
総社市の片岡聡一市長のほか工事関係者や住民などが出席し、鍬入れなどで工事の安全を祈りました。
来月上旬から始まる復興住宅の整備工事は、現在の仮設住宅の安全性や防音性などを高めて、住む人がより暮らしやすくなることを目的としています。
現在、昭和仮設住宅に暮らしている17世帯(33人)のうち、15世帯(32人)が入居する予定です。
工事の総事業費は2億4000万円あまりで、1LDKの木造平屋建てを12棟(24戸)と集会所を1棟つくります。
主な工事内容は、現在の仮設住宅とほとんど同じ間取りで住宅の基礎となる部分を木材からコンクリートへ変更し、外壁や浴室も強度の高いものに改修する予定です。
まず、空いている住宅から順に建て替え、1番早い住宅では8月下旬から引っ越しが始まります。
改修工事は、来年の3月下旬まで続く予定です。




