三菱自動車工業水島製作所が新型コロナウイルスの感染拡大防止支援として、医療現場で必要とされるフェイスシールドを寄贈しました。
倉敷市役所には、三菱自動車工業水島製作所の北尾光教所長が訪れ、伊東香織倉敷市長にフェイスシールドを贈りました。
贈られたフェイスシールドは3000個で、倉敷商工会議所の会員企業から提供された材料を元に三菱自動車水島製作所で作られたものです。
フェイスシールドは顔全体を覆うことで飛沫感染のリスクを下げる効果があります。
新型コロナの感染拡大に伴い、医療現場などでは入手が困難な状況が続いています。
三菱自動車水島製作所の各部署から集まったおよそ20人の有志が自動車の開発や生産で培ったノウハウを活用して、3月中旬から試作を重ね、連休明けから生産を開始しました。
水島製作所では、この日、岡山県に3000個総社市にも320個寄贈しています。
贈られたフェイスシールドは、医療・福祉関係者に配布されます。
今後、6月末までに1万個の生産を予定していて、高梁川流域10の市町の医療従事者をはじめ、マスクをつけると意思疎通が困難な人への支援として寄贈したいとしています。




