倉敷市の船穂公民館で今年度1回目の人権教育講演会が開かれました。
この人権教育講演会は倉敷市の船穂公民館が毎年、2回開いている企画です。今年度は国際理解の観点から人権について考える内容になっています。今回は倉敷市国際交流協会の藤原均会長を講師に招き「世界の街角から~旅を通して世界を考える~」と題した講演を聞きました。講演では倉敷市国際交流協会が進めているオーストリアのサンクトペルテンや中国の鎮江などとの国際交流についての話のあと藤原さん自身が旅した159カ国の文化などを説明しました。北朝鮮を訪ねたときには国境である38度線に行き、現場の軍人から休戦中であることを直接聞いたりイスラエルではイスラム教、ユダヤ教、キリスト教それぞれの宗教の違いによって仕事上の休日が異なることなど自ら体験したことをユーモアを交えて伝えていました。講演を聞きに訪れたおよそ100人の人たちは藤原さんの話に聞き入り、メモを取るなどしていました。次回の人権講演会は外国人から見た日本人をテーマに11月ごろに予定しています。




