新型コロナウイルスの感染拡大に伴う「緊急事態宣言」が、きのう(14日)夜、岡山県は、およそ1ヵ月ぶりに解除されました。
岡山県は解除後初の対策本部会議をきょう(15日)開き、県境を越えた移動の自粛要請や“3密”を避ける行動など、宣言発令時とほぼ同じ対応をとることを決めました。
引き続いて自粛を要請するのは、仕事を含めて県境をまたぐ長距離の異動や、3つの“密”のいずれかに該当するイベント、県外でクラスター=集団感染が発生したキャバレーやカラオケなどの施設への出入り、国の専門家会議が示した人と人の距離を2m空ける、マスクの着用など新しい生活様式の実践です。
本部会議後の会見で伊原木知事は経済を回復していくことも重要との考えから、事業を継続している施設や再開する施設については適切な感染防止策を講じて進めてほしいと述べました。
今後の対応としては、感染の第2波に備えての医療体制の整備を挙げ、検査数を増やすことが重要と強調しました。
今後の自粛要請など方向については、全国の状況を見ながら移動の自由をどこまで緩和できるか、イベントの開催はどうかなど、徐々に減らしていく方向で判断していきます。
対策本部会議では5月末日まで延長されている県立学校の臨時休校については県教委から「予定通り5月31日まで休校する」との報告がありました。
登校日や登校時の時間数を増やすなどの検討を進めているそうです。




