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SNSでつながりの輪 迷子の文鳥見つかる

今月初め、総社市で行方不明となっていたペットの文鳥が、4日ぶりに飼い主の元へ戻ってきました。
これは、ある総社市民のツイッター投稿がきっかけとなったもので、そこには、思わぬ展開が待ち受けていました。

出迎えてくれたのは、総社市清音に住む、寺松豊さんと、京子さん夫妻です。
そして、寺松さんのペットで今回の主人公、桜文鳥のその名も「ぶんちゃん」です。
「ぶんちゃん」、かわいらしいですね。
この「ぶんちゃん」を巡り、今月初めに、市民と、ある人物による助け合いの輪が生まれました。

「ぶんちゃん」はご覧の通り、とても人懐っこい性格だそうで、寺松さんは、今月2日、「ぶんちゃん」を鳥かごから出し、いつものように肩に乗せて自宅から外出したところ、「ぶんちゃん」が突然、逃げ出してしまったそうなんです。

可愛がっていたペットがいなくなった訳ですからそれは心配ですね…。
はい…しかし、救いの手が現れます。
行方がわからなくなった2日後、同じ総社市内の市民の方からツイッター上に『総社市で文鳥を逃した方、保護しています。』
というメッセージと元気に飛び跳ねる文鳥の姿が。
この投稿を行ったのは、寺松さん宅の近所に住む河田知久さん。

寺松さんと河田さんは、互いの自宅は近いものの、面識はなく、SNSでのつながりもなかったそうなんですね。
それでは、せっかくの投稿も気づくことができないですよね。
ここでさらにラッキーなことに、ある方のリツイート投稿のおかげで二人は知り合うことができたわけなんです。
その人物はというと…ご存じ、片岡聡一・総社市長です。
『この文鳥を総社市で逃した方いませんか。
いたら片岡聡一までご連絡ください。』と。
寺松さんは、近所の人から、市長がメッセージを発信していることを聞くと、すぐさま、総社市に連絡。
いなくなって4日後、無事に「ぶんちゃん」が戻ってきました。

心優しい河田さんと、フォロワー数の多さが功を奏した、片岡市長との見事な連係プレーですね。
新型コロナウィルスの影響で、人との接触の機会が少ない中、今回の「ぶんちゃん」を巡る出来事は、SNSを通じて、心温まる人々の輪を生み出したようです。
河田さんですが、庭先で飛ぶ「ぶんちゃん」を発見したのは、河田さんのお父様で、人懐っこい「ぶんちゃん」を見て、大切に飼われているペットに違いないと思い、息子さんにツィッター投稿をお願いしたそうです。
そうなんですね…。
以上、心温まる話題をお伝えしました。

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  • 放送日:2020/05/11(月)
  • 担当者:藤原崇
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