重い心臓病を患い心不全のため、16日死亡した倉敷市の小比賀姫那ちゃんのため募金活動を続けていた「きなちゃんを救う会」は、きのう(18日)会見を開き集まった募金を寄付する考えを示しました。
会見に臨んだきなちゃんを救う会代表の大倉雄一郎さんは「皆さんの善意を姫那ちゃんに届けられず残念」と話し、集まった募金は、姫那ちゃんと同じように移植のため募金活動をしている団体や岡山県内の子どもの育成のために寄付する考えを示しました。救う会ではアメリカでの心臓手術に必要な1億5000万円を目標に、街頭募金などを呼びかけたほか県内のコンビニエンスストアなどへ3000個以上の募金箱を設置しました。会によるとこれまでに7600万円あまりの募金が寄せられており7月中をめどに募金箱を回収し、チラシ作成費など必要経費を差し引いた全額を寄付するということです。会計報告は、会のホームページで行います。また、姫那ちゃんの両親は「皆様の温かい思いを決して無駄にはしません。本当にありがとうございました」とコメントを寄せています。




