この春、少年非行防止のパイロット地区に指定された倉敷市真備町で、地元住民が参加した推進大会が開かれました。
会場には、真備地区の住民らおよそ800人が訪れました。この推進大会は、今年4月に真備町が少年非行防止のパイロット地区に指定されたことを受け、地区住民が一丸となって少年を非行から守ろうと開かれました。会では、推進大会の板野 泰弘会長と玉島警察署の山岡 準一署長がそれぞれ挨拶に立ち、「学校教育に依存するだけではなく、地域社会の教育力を集結させ、子どもたちを支援していきましょう」と参加者に呼びかけました。真備地区は、平成21年度の少年非行率が県下ワースト2位となっていて、青少年の非行が多発しています。このことから、少年警察協助員や地域安全推進員など21人の推進員が中心となって、7月中の毎週土曜日に地区内のコンビニエンスストアなどで夜間の補導を実施することにしています。また、各小・中学校で万引き防止を呼びかける教室を開くなど、警察と学校・家庭・地域で総合的に非行防止活動を展開していくことにしています。




