倉敷市は新型コロナウイルスの影響による経済対策や教育支援策などの経費を盛り込んだ補正予算案を発表しました。
経済支援策では売り上げが落ちこむ中小企業へ20万円の支援やコロナ収束後に宿泊客を呼び込む前売りプランに対して助成を行います。
倉敷市は新型コロナウイルスによる影響の支援策として市独自に19億7000万円あまりの予算を計上します。
このうち経済対策では売り上げが2割以上減少している中小企業などに対して中小企業で20万円小規模事業所で10万円を支援します。
さらに業態の転換や商品の開発など経営の安定化を図った中小企業に対しては上限で20万円補助金を出します。
観光面では新型コロナウイルスの収束後に宿泊客を呼び込もうと宿泊施設の前売りプランに対して助成を行います。
前売りプランはものづくり体験や特産品購入など宿泊に付加価値を付けることが条件で、プランの販売額の40%の金額が助成されます。
教育面では臨時休校による学習時間の不足に対応するため全小中学校に学習指導員1人を配置し放課後に希望する児童・生徒に対して補充学習を行います。
また放課後児童クラブの利用を自粛した児童に対して自粛期間中の利用料を返還する経費も盛り込まれました。
今回の補正予算案は1人あたり10万円を配付する国の特別定額給付金などの事業費485億8400万円などを含んで総額518億4300万円になります。
今月8日に行われる臨時市議会に提案されます。




