岡山県教委は5月6日までとしていた県立学校の臨時休校を5月31日まで延長する、と発表しました。
新型コロナウイルスの潜伏期間を考慮して、大型連休中の人の動きや感染状況などを見極める必要があるとして延長することを決めました。
対象は高校や特別支援学校などすべての県立学校69校です。
休校中の学習に著しい遅れが出ないように必要最小限の登校日を設けるほか、インターネットを活用した指導、授業動画の配信、遠隔授業などの取り組みを進めるとしています。
県の学校休止延長の発表を受けて各自治体でも対策会議を開き学校園の休校延長について協議しました。
倉敷市は28日から対策会議を開き、幼稚園、小学校、中学校は5月20日まで臨時休校を延長します。
小中学校では登校日を週1日から2日ほど設け、1クラスを2つの班に分けて交互に登校する形をとります。
休校中に家庭で教科書の内容を進められるよう、学年ごとに家庭学習の時間割を作り、登校日に内容をフォローします。
また、市立高校と特別支援学校は、県立学校の方針と同じく、5月31日まで臨時休校を延長します。
玉野市は再開時期の検討に入っていて今月30日には方向性が出る予定です。
総社市は5月1日に方針を発表します。
早島町は国の方針を待ってから学校再開時期を決定する考えです。




