新型コロナウイルス感染拡大の影響で輸血用の血液が減少している中、玉野市のカフェが献血イベントを開きました。
献血イベントを開いたのは、玉野市宇野の飲食店「PONO CAFE」です。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で岡山県内の輸血用の血液が不足し始めていることを受け、「食と同様に命につながる献血に協力したい」と企画。
玉野市御崎の御前八幡宮の駐車場に岡山県赤十字血液センターの献血バスを呼び込みました。
カフェのスタッフなどがポスターやチラシを作成して配布したほか、企画に賛同した市民がSNSなどを通じて広く献血を呼びかけました。
受付ブースには市民などが次々と訪れ、海外渡航歴の確認や検温をしたのち、400ミリリットルの献血をしていました。
県赤十字血液センターによると、イベントの中止が相次いでいる上、企業や学校などの休業・休校で移動献血車の出動が減少。
4月に入ってからの献血量は計画に対して目標の8割程度しか賄えなくなっているとのことです。
献血イベントを主催したPONO CAFEでは、今後も定期的に献血バスを呼び込み、献血への協力をしていきたいとしています。




