新型コロナウイルスの感染拡大は産業にも大きな影響を与えはじめています。
大手鉄鋼メーカーのJFEスチールは鋼材の需要が落ち込んでいることから西日本製鉄所の倉敷と福山で稼働している高炉をそれぞれ1基休止することを決めました。
JFEスチール西日本製鉄所は倉敷地区で今月末福山地区で6月末に高炉をそれぞれ1基休止します。
新型コロナウイルス感染拡大で自動車や建材などさまざまなところで需要が減少していることから休止を決めました。
倉敷地区では現在、3基が稼働していて5月からは2基での運用となります。
従業員については月に1人あたり最大3日の休業日を設け休んだ日は通常の給与の8割を支給する考えです。
改修工事以外で西日本製鉄所の高炉が休止するのは2009年のリーマンショック以来でおよそ1年間停止していました。
今回停止する高炉は来年12月まで改修工事を前倒して行う予定で再稼働については今後の状況を見て決める考えです。




