西日本豪雨災害で被害を受けた倉敷市と総社市の災害ごみで県が代行したおよそ30万トンの処理が完了しました。
平成30年7月の西日本豪雨災害で倉敷市真備町や総社市下原を中心に大きな被害を受けました。
県の推計では倉敷市で35万100トン総社市で3万600トンのゴミが豪雨災害によって発生しました。
災害ゴミは玉島乙島と水島川崎通の倉敷市内2か所の仮置き場に集められ市から要請を受けた県が去年2月から処分を進めてきました。
仮置き場では専用設備で焼却するものや埋め立てるものなどに振り分け処分していきました。
玉島乙島の仮置き場は今年1月に処理がおわり水島川崎通の仮置き場はきょう(16日)に完了しました。
最後のゴミを載せたトラック2台は県の職員や処理業者などから拍手を受け処分場へ出発しました。
県が処理したゴミの量は30万6000トンでこれで災害当初発生した災害ゴミはすべて処理できたことになります。
処理費用はおよそ80億円で倉敷市と総社市が負担しますが費用の97・8パーセントは国の補助金などで賄う予定です。
今後公費解体で出た廃棄物などは市が処理する予定です。




