倉敷市は新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、公立小中学校の分散登校を5月6日まで継続する方針を発表しました。一方、美術館と自然史博物館は臨時休館、図書館は入館を制限します。
倉敷市の小中学校では始業式以降、小規模校を除き、学年を分けて分散登校しています。20日からも分散登校を継続しますが、クラスを2つの班に分けて交互に登校する方法に変えます。どのように班を分けるのか、井上正義教育長は次のように説明しました。
(班分けの基準は学校長に任せるが、兄弟が同じ日に登校できるよう配慮をお願いしたい)
また、特別支援学校と市立高校は、県立学校と同じく20日から臨時休校とします。いずれも期間は5月6日までです。足りない授業時間は、土曜日にも授業をして補うことを検討しています。一方、社会教育施設も休館・規模縮小の対応をとります。市立美術館と自然史博物館は、今月21日から5月7日まで臨時休館します。市内7つの図書館は、電話かインターネットによる予約での貸し出し・返却のみ対応し、館内で本の閲覧はできません。いずれもゴールデンウイークにかけての感染防止対策として実施します。
なお、国が緊急事態宣言の対象地域を全都道府県に拡大する方向で調整に入っていることから、今後倉敷市でも学校の運営方針などが変わる可能性もあります。




