今月10日から倉敷市二子の清心女子高校を訪れているアメリカの高校生が、16日、ミニ畳づくりに挑戦し、日本の文化を体験しました。
清心女子高校の卒業生でつくる「なでしこ同窓会」のメンバーから日本の文化を教わったのは、アメリカ・ネブラスカ州のブレアハイスクールとカリフォルニア州のサンノゼ・ノートルダムハイスクールの生徒など11人です。
11人は、短期留学生として10日から倉敷市に滞在し、清心女子高校に通って日本語の授業を受けたり、日本の文化に触れたりしています。16日は、日本の工芸品に挑戦ということで、倉敷市の特産品でもあるイ草や畳べりを使ったミニ畳づくりを体験しました。留学生たちは、なでしこ同窓会のメンバーから作り方を教わりながらたて25センチ、よこ15センチほどのミニ畳に色・柄ともにバラエティーに富んだ畳べりを止めつけていきました。日本では、ミニ畳を人形などの飾り台や花びん敷きなどに使っています。留学生たちは、使い方なども教えてもらいながらミニ畳を完成させていました。ミニ畳づくりのあとは、茶道に挑戦し、季節感を表現した和菓子を味わいながら茶の湯を楽しんでいました。留学生は、21日まで倉敷市に滞在する予定です。




