倉敷市在住のアマチュア画家角藤博敏さんの個展が総社吉備路文化館で開かれています。
会場には70点余りの作品が展示されています。角藤さんは愛媛県西予市野村町に生まれ、幼い頃から書道や詩を書くことが好きでした。19年前、54歳のときに独学で墨彩画を始め、中四国を中心に展覧会を開いています。こちらの作品は東日本大震災の直後に見た新聞の写真を描いたものです。角藤さんの故郷はおととしの西日本豪雨で被災。今回の展覧会には洪水が襲う前の風景が残された作品も並びます。作品はすべて下書きをしていません。また、墨彩画だけでなく、見た人に「恐怖」を感じさせるメッセージ性の強い作品などさまざまなジャンルを描いています。このほかにも地元宇和島の特産であるかまぼこの「板」にアクリル絵の具で描かれた作品など見る人を楽しませます。現在72歳の角藤さんは、終わりがない作品作りの魅力に引き込まれていると話します。
【インタビュー】
・墨彩画家 角藤博敏 さん
角藤博敏さんの作品展「角の墨彩画」は4月12日(日)まで総社吉備路文化館で開かれています。
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