倉敷市の小中学校ではきょうから授業が再開し、児童生徒が1日おきに登校する分散登校が実施されました。
きょうから新学期の授業が始まった倉敷市内の小中学校では、新型コロナの感染防止策として児童生徒が1日おきに登校する分散登校が実施されました。
632人の児童が通う葦高小学校では、それぞれの学年のクラスごとに登校日を設けて半数ずつが分散登校します。
登校しないクラスの教室を活用し、各クラス20人程度で密集を避けて授業を実施します。
このうち6年2組は、2つの教室に分かれて授業が行われ、児童たちはお互いに近づかないよう間隔を空けて席につき、担任の先生からの話を聞きました。
別のグループは、隣の教室に入り、登校日ではない1組の担任の先生が授業を受け持ちました。
異例の形となった新学期ですが、児童たちは新たな気持ちで学校生活をスタートさせました。
倉敷市教育委員会では、4月、5月に実施予定の参観日や家庭訪問の中止、運動会や春の遠足の中止や延期を各学校に通達し、分散登校などによる授業の遅れについて対応することにしています。
分散登校は、17日(金)まで実施されます。期間中の欠席については、原則出席扱いになります。




