KCTコミちゃん（倉敷ケーブルテレビ）

新型コロナウイルス感染拡大をうけ、倉敷市では、新学期の学校再開について、小中学校は学年ごとに登校日を設ける分散登校を実施すると発表しました。

倉敷市では小中学校の始業式は４月７日とし、当初の予定通り学校を再開するとしています。
ただし、８日から登校については学年ごとに登校日を変える分散登校を実施します。
小学校では、６学年を３学年ごとの２つのグループに分け、それぞれが２日に一度の登校となります。
また中学１、２年生も２日に一度の登校となり、受験を控える３年生は通常通りの登校となります。
授業は、特別教室など使用していない教室を活用して、児童生徒が密集しないようにする方針です。
学校再開について、倉敷市の井上正義教育長は「長期間の休みによる学力の低下を不安視する保護者が多く、学年が変わることもあり児童生徒にもスムーズに学校に慣れてもらえるよう配慮した」と話しました。
なお、分散登校のグループ分けについては各学校の判断となります。
登校日の学校給食については、通常通り行われ、小学校で登校していない学年については、緊急一時預かりを行います。
なお、１学年が２０人以下の学校については、通常通りの授業を実施します。
分散登校の実施は１９日までで、２０日からは通常登校に切り替えるとしています。
なお、幼稚園、支援学校、高校では分散登校は行わないとのことです。
入学式は、小学校と特別支援学校が９日、中学校が１０日、幼稚園が１３日です。
高校は９日で市立工業高校は１０日となります。
なお、入学式は卒業式同様来賓の出席はなく、新入生と保護者、在校生代表のみでの実施となります。
また、３月の臨時休業と分散登校によって不足する授業については、夏休み中の７月２０日から３１日までと、８月２５日から３１日までのあわせて１４日間を
授業日として設定するほか、学校行事を縮小して授業時間を確保する考えです。