水島臨海鉄道は今年4月で営業開始50周年を迎えました。
これを記念し、特別に塗装された列車が1日から運行を開始しました。
水島臨海鉄道の頭文字をとった代表的な車両「MRT303号」には、50周年を記念した塗装が施されました。
赤色は飛躍と情熱、青色は安全を表現しています。
座席のシートは県内出身のデザイナーによる暖色系の格子模様柄が新たに採用されました。
また、記念のオリジナルヘッドマークも取り付けられています。
水島臨海鉄道水島駅の1番ホームで行われた出発式は、新型コロナウイルス感染拡大を受け、職員や関係者のみの参加となりました。
「50周年記念号」を最初に運転する中森達也運転士に地元の中学生2人から花束が贈られました。
「50周年記念号」はきょうから通常ダイヤに組み込まれて運行されます。
「50周年記念号」の乗客には乗車証明書や缶バッジなどの限定グッズが100個限定で配られました。
水島臨海鉄道は、水島地域と倉敷市の中心部をおよそ20分で結び、地域密着の交通機関として重要な役割を果たしています。現在、年間160万人が利用していて、
「ピーポー」、「臨鉄」などの愛称で親しまれています。
水島臨海鉄道は「50周年記念号」の今月5日までの運行ダイヤをホームページで公開しています。




