岡山県の9つあるJAのうち8つが合併し、正組合員が全国1位となる「JA晴れの国岡山」が誕生しました。
倉敷市玉島八島のJA晴れの国岡山本店で行われた合併記念式には、関係者およそ50人が参加しました。
JA晴れの国岡山の石我 均代表理事組合長など9人がテープカットをして合併を祝いました。
JA晴れの国岡山は、岡山東、岡山西、倉敷かさや、びほく、阿新、真庭、津山、勝英の8つのJAが合併した組織で、正組合員数は10万人を超え全国1位の規模となります。
本部はJA岡山西に置かれ、これまでの各JAの旧本店は統括本部となります。
農家の高齢化などに伴う経営環境の悪化などJAを取り巻く環境は厳しくなっています。
今後は、各地域の特徴を生かした体制づくりを進め、広域的な農業振興の発展に努めるとともに全体で106ある支店の統廃合を進め、効率化を図りたいとしています。
【インタ】JA晴れの国岡山石我均 代表理事組合長
唯一今回の合併に加わらなかったJA岡山については、県内のJAをひとつにまとめる「1JA化」に向けた働き掛けを今後も続けていく方針です。




