総社市にある古代の山城、鬼ノ城周辺では、山に春を告げる白い花タムシバが見ごろを迎えています。
真っ白で可憐な花をつけるタムシバ。
今、鬼ノ城周辺では山一面に咲き誇っています。
タムシバはモクレンの仲間で、花や枝に爽やかな甘い香りがあることから、「ニオイコブシ」という別名があります。
また、鬼ノ城周辺の地元の人からは、口にした時の味わいから、“ショウガ木”とも呼ばれています。
岡山県内では、中央から北部にかけて分布していて、鬼ノ城周辺が自生地の南限だということです。
今年は、例年よりも1週間ほど早い今月20日頃から咲き始めました。
北の吉備路保全協会によると、鬼ノ城周辺のタムシバの見ごろは、今週中だということです。




