総社市山手地区でセロリの収穫作業が最盛期を迎えています。
総社市西郡のそうじゃ地食べ公社では、7つのハウス、およそ30アールで1万2000株のセロリを栽培しています。
ハウス内には、高さおよそ80センチ、2キロほどに育ったセロリが瑞々しい緑色の葉を広げています。
山手地区のセロリは、肉厚で柔らかく、癖が少ないのが特徴です。
山手地区はかつて、西日本有数のセロリの産地でした。
40年ほど前にはおよそ60件の農家がセロリの生産に取り組んでいましたが、後継者不足などで、今では6戸が栽培するのみとなっています。
そうじゃ地食べ公社では山手のセロリを絶やすまいと、7年前から栽培に取り組んでいます。
セロリの収穫は5月上旬まで続き、総社市内のスーパーなどで販売されるほか、レトルトパックにした「ミネストローネ」の材料になります。
総社市ではセロリを使ったドレッシングの商品化を計画していて、総社市のセロリをさらにPRしていきたいとしています。




