倉敷市立美術館で「旅」をテーマにした展覧会が開かれています。
展覧会のタイトルは「旅へのいざない」。
会場は、旅をテーマに「日本の旅」「異国の旅」「内面への旅」「遥かな時への旅」の4つのコーナーでわけられていて、絵画、版画、立体作品83点を紹介しています。
「日本の旅」では富士山や箱根など日本を代表する名勝を始め、作家が旅先でみた風景が描かれています。
倉敷市出身の日本画家・池田遙邨の「昭和東海道五十三次」は遙邨が東海道を歩いて写生旅行したものです。
歌川広重にあこがれていた遙邨は、昭和初期の作品でありながら、江戸時代の版画を思わせる画風になっています。
「異国への旅」では、作家が旅行や留学で訪れたヨーロッパや中国などの風景や人物が描かれていて美術館にいながらも外国の雰囲気が感じられます。
コレクション展「旅へのいざない」は倉敷市立美術館で5月24日(日)まで開かれています。




