倉敷美観地区の加計美術館で松居邦明さんの一周忌追悼展が開かれています。
松居邦明さんは滋賀県出身の現代美術作家です。倉敷芸術科学大学の一期生で
倉敷市を中心に活動し、去年の3月に亡くなりました。
追悼展には、2000年から2014年までの作品、31点が並びました。
松居さんの作品は、蛇腹の面などに左右それぞれ違う写真をはり動くと違う写真が見えるようになっています。
2枚で1組の作品は松居さんが美術館で初めて個展を開いた時に制作したものです。
そのほかコーヒーがいっぱい入っていたカップと飲み干したカップなど、時間の経過を意識した作品もあります。
この作品展は、一周忌になる松居さんを偲ぼうと松居さんの同級生や後輩などでつくる「松居邦明展実行委員会」が主催しました。
松居邦明展は、加計美術館で3月29日(日)まで開かれています。




