大原美術館に招かれ、児島虎次郎の旧アトリエで制作活動をした画家、浅見貴子さんの作品展示が、大原美術館で行われています。
大原美術館は、アーティストに制作と発表の場を提供する「アーティスト・イン・レジデンス」を6年前から行っています。今回選ばれたのは、埼玉県在住の画家浅見貴子さんです。浅見さんは、3月中旬から3ヵ月ほどかけて、倉敷市酒津の児島虎次郎の旧アトリエ「無為村荘」で、2点制作しました。浅見さんの作品は、和紙の裏側から、墨や胡粉などを使い、点を描くように重ねていき、墨の透けた表側を作品としてみせます。作品の完成を想像しながら、裏側から描くことで、出来上がるたびに新鮮な作品となるそうです。画家、浅見貴子さんの作品は、9月5日(日)まで、大原美術館で展示されています。




