倉敷市真備町の真備中学校では、復旧工事が完了した元の校舎で605日ぶりに授業をスタートさせるはずでしたが生徒の姿はありませんでした。
おととしの豪雨災害から別の中学校を間借りしていた真備中学校です。13日に行われる卒業式を前に元の校舎に戻るはずだったきょう、校舎に生徒の声が響くはずでしたが、かないませんでした。
真備中学校の先生は、「この日を待ちわびていた子どもたちを思うとなんとも言えない、言葉にできない」と悔しさをにじませていました。
市内のみなし仮設住宅で暮らす中学1年生の藤田櫂也さんは、入学して初めて元の校舎に登校するのを心待ちにしていました。
【インタビュー】
■倉敷市立真備中学校 藤田櫂也さん(1年)
復旧工事が完了した真備中学校は、3年生の登校日をあす3日に、
1・2年生は今月6日に設けて春休みまでの対応を説明するとしています。
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