倉敷市児島の学生服やジーンズなどの地元企業による雛人形展が、児島市民交流センターで開かれています。
会場には、学生服やジーンズワークウェアなど、繊維の街・児島の企業24社が、趣向を凝らして制作した「お雛さま」、およそ50組が並びます。
畳縁や真田紐、帆布など、それぞれの企業が得意とする繊維産業の技術を駆使し、大小の人形で表現しています。
第5回の開催となる今年は、ジーンズに施される「ヴィンテージウォッシュ」など、洗い加工を得意とする企業4社が初めて参加しました。
着古したような生地を活かして作られた着物を身に着けた「産業お雛さま」は、洗練された雰囲気に仕上がっています。
この他にも、作業着やジャージなどを身に着け、児島の繊維産業をPRする雛人形が、訪れた人の目を楽しませていました。
「産業お雛さま展」は、今月22日に開幕した「倉敷雛めぐり」の一環で、来月3月15日(日)まで、児島市民交流センターで開かれています。




