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川辺小児童が災害時の行動計画を作る

おととしの西日本豪雨災害で被害を受けた真備町の川辺小学校で大雨などの災害発生時に自分達がとるべき行動計画を考える授業が行われました。

倉敷市真備町の川辺小学校です。
児童のほとんどの自宅が被災し、校舎も1階天井近くまで水に浸かりました。
川辺小学校の5,6年生の児童を対象に国土交通省の職員が講師となって防災の授業を行ないました。
はじめに職員から「洪水は突然やってくるものではなく予測することができる。
備えをしていれば安全に避難できるものである」と説明を受けました。
その後、児童は災害発生の3日前から避難までの行動計画をたてる「マイ・タイムライン」づくりに挑戦しました。
「持ち出すもの準備」や「川の水位を調べる」などあらかじめ用意された避難行動をどの順序で行っていくと良いか児童はグループになって考えました。
児童は自分達で考えた行動計画を発表し、国土交通省の職員からアドバイスを受けました。
このマイ・タイムラインの教材は国土交通省が西日本豪雨災害を教訓に制作しました。
倉敷市では来年度から防災教育の一環としてこの教材を使った授業を全学校で行う予定です。
国土交通省でも今年度学校や公民館などで防災講座を行っていてより多くの人に災害の備えへの意識を高めてほしいと考えています。

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  • 放送日:2020/02/20(木)
  • 担当者:岡村 祐紀
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