倉敷市立短期大学の学生が1年かけて制作・研究した作品が集まった卒業・修了展が倉敷市立美術館で開かれています。
会場には、服飾美術学科と、専攻科服飾美術専攻の学生56人による作品が並んでいます。
ファッションデザインをはじめ、店舗ディスプレイの「空間デザイン」など11のゼミで学んだ成果を見ることができます。
廣海月さんの「後ろ姿」と題されたこちらの作品は、女性の魅力を正面からだけではなく、後ろ姿からも引き出したいと考え、制作されました。
卒業・修了展の見どころは、服やドレスだけではありません。
こちらは、従来の作業服にデニム素材を取り入れつつ、機能性とデザイン性の両立について考えた卒業研究です。
研究をもとに、倉敷らしいデニムを使用した「防災服」も提案されています。
このほかにも、本来なら捨ててしまう牛乳パックやストローなどから制作した「ファッションアート」、ウェブサイトやチラシなどのデザイン案など、個性あふれる作品が多数並びます。
倉敷市立短期大学 卒業・修了制作展2020は、今月24日(月)まで市立美術館で開かれています。




