豪雨災害から1年7カ月。
被災した倉敷市真備町の小学校のうち、復旧が最後となった箭田小学校に児童が帰ってきました。
地域の人に迎えられながら、箭田小の263人の児童たちが懐かしい校舎に登校します。
箭田小は、おととしの豪雨災害で、校舎二階の床上まで浸水し、去年の8月から復旧工事を行っていました。
工事の間、児童たちは二万小学校に建てられたプレハブ校舎で学んできました。
工事は、去年の暮れに完了し、きょう(2月18日)から、593日ぶりに元の校舎で授業がスタートします。
全校朝礼では、大﨑卓己校長が、「今日まで多くの人が支えてくれました。
感謝をしながら、きれいになった校舎で新しい歴史を作っていきましょう」と児童たちに話しました。
朝礼後、児童は「ただいま」と言いながら復旧した教室に入り、奇麗になったロッカーに荷物をしまっていました。
箭田小の復旧完了によって、被災したすべての小学校の授業が元の校舎で再開しました。
残る真備中学校は、来月2日に復旧します。




