10年後の真備町の農業はどうなっているでしょうか?真備町の農業の未来を考える意見交換会が開かれました。
意見交換会は、倉敷市農林水産課が新年度策定予定の農業振興ビジョンに農家などの声を反映させようと開きました。集まったのは真備町内で農業をしている人や農業に関心のある人などおよそ10人です。真備町には584戸の農家があり、従事者の平均年齢は71.6歳と倉敷市全体(69.9歳)よりも高くなっています。意見交換会の参加者が現状を踏まえて出した課題は生産コストがかかる、米の価格が低い、担い手不足といった切実な声でした。参加者の考える課題はほぼ共通していて、改善策についてはブランド化、付加価値をつけて売り上げを向上させる、収益が見込めることが農業の魅力アップになり担い手不足の解消につながっていくという意見が出されていました。意見交換会は真備町の農業についてでしたが、倉敷市農林水産課では今後、市内全域の農業関係者の声を聞き新年度末の農業振興ビジョンの策定を目指します。




