耐震化の工事のため閉鎖していた美観地区の観光案内所「倉敷館」の改修工事が終わり、2年ぶりに施設が再開しました。
倉敷館は1917年に建てられた旧倉敷町役場の建物を活用した観光案内所で建物は倉敷市指定重要文化財にも指定されています。
2018年1月から耐震補強のため行われていた改修工事が終わり関係者が出席してオープニングセレモニーが開かれました。
改修した倉敷館ではバリアフリー化も併せて行われエレベーターが設置されました。
観光客などから要望として多かった授乳室やおむつ交換台も新たに整備されています。
1階では観光案内所と休憩コーナーが設置され、老朽化していたため一般開放を行っていなかった2階も今回から休憩コーナーとして使用できるようになりました。
きょうは再開を記念してくらしき作陽大学の学生が演奏を披露しました。
倉敷館は美観地区を象徴する建物の1つで観光客にも人気の施設です。
2年ぶりの美観地区の顔の再開に関係者は期待を寄せます。
倉敷館の観光案内所はきょう16日から再開し、倉敷物語館に設置していた臨時の案内所は終了となります。




