総社市のまちかど郷土館で大正から昭和までのお雛様が並ぶ恒例のお雛まつりが開かれています。
館内には市民から寄贈された大正から昭和までの6組のひな人形が飾られています。
ひな飾りには地域や時代ごとの特色が表れていて一番古い大正時代のものは、雄雛と雌雛の順番が逆になる京風の特徴を持ち、昭和初期のものは御所飾りとよばれ御殿に座っているなどの特徴があります。
そのほか、昭和40年代、50年代のものは7段飾りになり以前のものに比べ華やかになっています。
また、五人囃子は現在のものでは能に使われる楽器などを持っていますが、京風のものでは雅楽の楽器を持っていて、貴族文化と武士文化の違いを感じることができます。
雛飾りの展示の後ろにはお雛様づくりコーナーが設けられていて折り紙で簡単にお雛様を作ることができます。
自分で顔をかいてオリジナルの雛飾りにしあげることができます。
「お雛祭り」は総社市まちかど郷土館で4月5日(日)まで開かれていて、期間中はJR総社駅と総社市観光案内所にもお雛様が展示されています。
総社幼稚園の園児たちがつくったかわいいらしいお雛様は、3月3日まで飾られています。




