倉敷ガラスの小谷眞三さんの弟子横山秀樹さんの「手吹き硝子展」が倉敷市中央の工房IKUKOで開かれています。
赤や青、細かい気泡が入ったものまで、様々な柄の皿や花器などガラス作品が並びます。展示をしているのは福岡県飯塚市で工房を構えるガラス作家の横山秀樹さんです。横山さんは23歳のときに小谷真三さんの作る倉敷ガラスに出会い、27歳で小谷さんに弟子入りしました。4年間、小谷さんのもとで吹きガラスの修業を積み船穂町柳井原に窯を築いて創作活動後に地元、福岡県へ戻り70歳となった今もガラスと向き合っています。横山さんの作品は倉敷ガラスの制作手法を受け継いでいますが、ガラス自体に厚みのあるものが多く、花器の中にはガラスが熱を帯びているときに重量で変形したものなどがあり小谷さんの作る倉敷ガラスとは違った味わいとなっています。色も、赤や青の単色だけでなく複数の色のグラデーション作品もある色彩豊かなことも特徴のひとつです。倉敷ガラスの作風である手仕事の温かみを感じさせるガラス作家・横山秀樹さんの手吹き硝子展は倉敷市中央の工房IKUKOで今月16日(日)まで開かれています。




