今月23日からの児島雛めぐりを前に会場の野崎家別邸迨暇堂やひなまつりの歴史などを地元の高校生が学びました。
9日(土)10日(日)には会場準備にあわせて、地元の高校生ボランティアが野崎家を管理する竜王会館の学芸員三宅巧一さんから野崎家やひなまつりの歴史を聞きました。三宅さんは、雛めぐり会場の「迨暇堂」は貴族院議員を務めた野崎武吉郎が迎賓館として建てたもので、漢学者の三島中洲が名づけたことなどを説明していきました。また、ひな祭りについては幼い子どもの遊び道具であり、3月3日の上巳の節句には子どもの厄を身代わり人形に移し厄払いをすることなど多くの考え方が重なってひなまつりにひな人形を飾るようになったと説明しました。三宅さんから話を聞いたあと、高校生ボランティアは迨暇堂に移動しひな人形の飾り付けを手伝いました。児島雛めぐりは今月23日(土)から始まります。




